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工藤会系組員2人を逮捕 福岡・中間の建設会社社長銃撃事件で

福岡県中間市で1月、建設会社社長が銃撃され、重傷を負った事件で、福岡県警は6日、殺人未遂と銃刀法違反の疑いで、暴力団工藤会(本部・北九州市)系組幹部の男2人を逮捕した。福岡県内では昨年から、建設業者らが狙われるなど発砲事件が22件発生。このうち一般市民が死傷した事件で容疑者が検挙されたのは初めて。

逮捕されたのは工藤会系組幹部の福田伸也容疑者(38)=福岡県岡垣町海老津駅南3=と、同、藤野義光容疑者(35)=同県鞍手町中山。県警によると、2人は「身に覚えがない」と容疑を否認している。県警は工藤会が組織的に犯行に関わった疑いもあるとみて、動機などを追及する。

逮捕容疑は1月17日午前5時半ごろ、中間市の黒瀬建設中間支店前の路上で、同社社長だった黒瀬隆さん(53)に向けて拳銃を発砲し、腹や腕に全治約3カ月の重傷を負わせた疑い。

黒瀬さんはゼネコンから請け負った建設工事を地元の下請け業者に割り振る「名義人」を務めていた。県警は地元建設業界に影響力があり、暴力団排除運動にも積極的だった黒瀬建設に工藤会が反発し、黒瀬さんを標的にした可能性があるとみて捜査。事件2日後に同会本部など関係先十数カ所を家宅捜索し、実行犯の行方を追っていた。

昨年11月には北九州市小倉北区で、黒瀬さんと同様に名義人を務めたことのある建設会社会長が自宅前で何者かに銃撃され、死亡する事件が発生。今年4月には同市内で暴力団捜査を担当した県警OBが銃撃され、重傷を負った。同8月以降は同市内で飲食店関係者への切り付け事件や放火事件も相次いでいる。

福岡県内では昨年以降、発砲事件が全国最多の22件発生したが、容疑者の検挙は2件にとどまっており、市民の間で治安に対する不安が高まっている。

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