2019年1月19日(土)

改築費調達へ「クラゲ債」発行 山形・加茂水族館

2013/4/6付
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山形県鶴岡市はクラゲの展示種類数が世界一で、英ギネスの認定を受けた市立加茂水族館の改築費を調達するため、住民参加型の公募債「クラゲドリーム債」の募集を今月18日から始める。総務省地方債課によると、水族館の改築目的で公募債を発行するのは全国でも珍しい。

水族館は、ノーベル化学賞を受賞した下村脩氏が研究したオワンクラゲなど40種余りのクラゲを展示しているが、スペースが手狭なのが悩み。改築で2倍以上に広げ、「世界に通用するクラゲの水族館」(村上龍男館長)にする狙いだ。

「加茂水族館クラゲドリーム債」の発行額は3億円で、1口10万円で市民以外でも購入可能。募集期間は今月26日まで。財源捻出に苦しむ市は来年度にも6億円分を発行、約30億円の改築費の3割を調達したい考え。

水族館は1964年に現在の場所で開館。90年代に入場者数が減ったが、クラゲの展示に力を入れたことから息を吹き返した。2012年4月にギネス認定を受け、12年度は過去最高の約27万人の入場者を記録した。

改築では、本館(床面積約1800平方メートル)を現在駐車場がある場所に鉄筋コンクリート3階建て(同約4千平方メートル)に建て替え、ミズクラゲ1万匹を展示できる世界最大級の円形水槽(直径5メートル)を設置するなどし一層の入場者増を目指す。

水族館は12月から休館し、来年6月に再オープンの予定だ。

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