点在する店、地図で紹介 宮城・南三陸「転々と巡って」

2013/9/6付
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東日本大震災の津波で被災した宮城県南三陸町で、奮闘する各地の飲食店や食料品店など約70店を紹介した「南三陸てん店まっぷ」が完成した。大型バスが乗り付け、多くの客が訪れる仮設商店街がある一方で、点在する小さな店は集客に苦戦しており、地元客や観光客に町を「転々」と巡ってほしいとの思いが込められている。

作製したのは、町内の商店主らが参加する「南三陸町地域観光復興グループ」。両面カラーのA2判で、各店舗などの場所を地図に示し、営業時間や連絡先など1店舗ずつの情報を写真入りで載せた。

掲載した各店舗から資金を集め5千部を印刷。仮設住宅などに配布した。店を回ってスタンプを集めると、温泉入浴券や名産品の詰め合わせなどがもらえる特典も付けた。

震災前は養殖業をしていたが、昨年10月から海産物の販売を始めた阿部民子さんは「地元の人にも、店のことが十分に知られていない。マップができてうれしい」と感謝する。

地図作りの中心となった南三陸ホテル観洋女将の阿部憲子さんは「個人の力では難しい問題も、まとまれば解決できる。みんなで町全体の活性化につなげたい」と話している。〔共同〕

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