2019年8月21日(水)

福島第1原発4号機、カバー設置工事公開

2013/2/5付
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東京電力は5日、福島第1原子力発電所4号機で核燃料の取り出しに向けた工事を報道陣に公開した。核燃料を4号機建屋から取り出すカバーの土台部分の工事を終えた。工事が順調に進めば、11月にも核燃料の取り出しを始める。

東電は、廃炉作業を監視する福島県協議会の視察に併せて現場を公開した。核燃料の取り出し工事は、4号機の南側に建屋を覆うよう高さ51メートルの鋼鉄製カバーを設置。カバーの上部にクレーンを載せ、水素爆発でむき出しになった4号機建屋上部のプールから核燃料を直接取り出す。

工事は今年1月から始まり、カバーの土台が完成。10月までに工事を終え、11月から取り出しを始める。現場の放射線量は毎時約80マイクロ(100万分の1)シーベルトと高く、作業員がクレーン車を使って鉄骨を組み立てていた。取り出した核燃料を保管する共用プールも津波被害の復旧に向けた作業を公開した。

東電は今後10年程度かけ、事故を起こした1~4号機のプールにある核燃料をすべて外部に取り出し、廃炉に向けた作業の安全性を高める。

一方、福島県の協議会は視察の結果などを踏まえ、廃炉作業を安全に進めるよう東電に対し近く申し入れる考えだ。

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