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チンパンジー、母親と死別なら早死に 京大

成長して離乳したチンパンジーでも、大人になるまでに母親と死別すると早死にする傾向があるとの研究結果を、京都大と神戸学院大、鎌倉女子大のチームがアフリカ・タンザニアに生息する群れの観察データの分析から明らかにし、6日までに米専門紙電子版で発表した。

チンパンジーの母親が離乳後も何らかの形で子供の世話をしていることを示す結果で、京大の中村美知夫准教授(人類学)は「チンパンジーの母子の絆が長く続くのは人間と共通性がある。人間の親子関係の進化を解明する手掛かりになるのでは」としている。

チームはタンザニア西部の熱帯の森林で暮らすチンパンジーの群れを観察した1972~2012年のデータを分析。離乳する5歳から大人になる15歳までに母親が死んだ雄29頭のうち、年齢ごとに算出した群れの平均的な余命を超えて生きられたのは7頭だけだったことが分かった。

中村准教授は「哺乳類の中で離乳後も子供の世話をするのは人間だけだと思われてきた。チンパンジーは、子供が大けがをしたときなど重要な局面でサポートするのではないか」と話した。〔共同〕

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