避難住民らから怒りの声 福島原発の冷却施設再停止

2013/4/5付
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福島第1原発の燃料プールの冷却機器が3月に続いて再び一時停止した。原発事故で避難中の住民は立て続けのトラブルに、いら立ちを隠せない様子だった。

福島県双葉町から栃木県那須塩原市に家族と避難中の岩本千夏さん(37)は「トラブル続きで、あきれてものも言えない。設備がいかに脆弱か明らかになった。国は住民に帰還させようとしているが、とても信頼できない」と吐き捨てた。

福島県浪江町から避難し、二本松市の仮設住宅で暮らす瀬賀範真さん(63)は「トラブルが起きたら、住民にいち早く知らせる必要があったのではないか」と疑問を投げかける。

浪江町は1日から避難区域の再編で沿岸部を中心に立ち入りができるようになった。「町にいた住民も多いはずだが、報道以外に情報がなかった。東電に住民の安全を守る意識があるのか」と不信を募らせた。

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