性別決定に関与のたんぱく質発見 京大

2013/9/6付
保存
共有
印刷
その他

京都大の立花誠准教授は理化学研究所などと共同で、性別を決めるたんぱく質をマウスを使った実験で見つけた。このたんぱく質は人間にもあり、生まれたときに身体的には男女が特定できない性分化疾患や無精子症の解明に役立つという。研究成果は6日付の米科学誌サイエンスに掲載される。

哺乳類には、性を決めるXとYの染色体があり、XYの組み合わせだと雄、XXだと雌になる。研究グループは精巣に多く存在するたんぱく質「Jmjd1a」に注目。このたんぱく質を作れないようにマウスの遺伝子を操作して観察した。

その結果、普通は雄になるXYの染色体を持って生まれた111匹のうち、見た目が雌のマウスが86匹、雄とも雌とも見分けがつかないものが14匹いた。解剖すると、雌の特徴である乳腺や卵巣を持っていたり、精巣が十分に発達していなかったりした。

Jmjd1aを作れないと、雄になるために働く遺伝子が十分に機能しないためだとみている。

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]