2019年6月20日(木)

違法拘束認め千葉県に賠償命令 受刑者訴え

2012/10/6付
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横浜刑務所に収監中の40代の男性受刑者が、千葉地検松戸支部に送検された際、千葉県警鎌ケ谷署員に拘束衣と手錠で違法に拘束されたなどとして、県に300万円の損害賠償を求めた訴訟で、千葉地裁は6日までに10万円の支払いを命じた。

松並重雄裁判長は判決理由で「男性が抵抗したとしても、拘束衣と手錠を同時に使用したことは刑事収容施設法に明白に違反する」と指摘した。

「手錠をきつくはめられ、柔道の技で倒されてけがをした」との男性の主張は「男性が暴れたためのやむを得ない行為。負傷も軽微で違法とは言えない」と退けた。

判決によると、男性は2009年6月24日、児童買春・ポルノ禁止法違反などの容疑で逮捕され、昨年1月に懲役3年、罰金40万円の判決を言い渡された。

千葉県警の小林昇首席監察官は「判決内容を検討して対応を決めたい」とのコメントを出した。〔共同〕

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