2019年9月16日(月)

大学入試制度改革、「達成度テスト」など提言

2014/4/5 21:36
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意欲が高く多彩な人材を大学に受け入れようと、国や各大学は入試のやり方や制度を見直そうとしている。個別の大学では、推薦入試や面接・書類を審査などを中心としたAO(アドミッション・オフィス)入試の占める割合が増えている。一方、政府の教育再生実行会議は昨年10月、現行の大学入試センター試験に代わる新たな共通テストとして「達成度テスト」(仮称)の導入を提言した。

達成度テストは、年1回のセンター試験と異なり、複数回受けられるのが特徴。1点刻みの合否判定も改め、段階別で評価する。同会議は、2次試験でも海外留学などの経験や高校での課外活動など人物本位の評価を重視するよう求めた。提言を受け、文部科学省の中央教育審議会が具体的な制度設計を議論しており、今年6~7月に答申が出る見込み。導入までには少なくとも5年程度の時間がかかるとみられている。

改革の流れの背景にあるのは現行制度の限界だ。事実上学力を問わない一部のAO入試や推薦入試が高校生の学習離れを招く一方、難関とされる大学では知識偏重型の試験も目立つ。海外の大学との競争も激しくなるなか、決まった答えのない課題に取り組むグローバル人材を育成できていないことが問題と指摘されている。

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