街づくりのけん引役に 三陸鉄道で復旧式典、6日に全線再開

2014/4/5付
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東日本大震災で被災した岩手県の三陸鉄道は5日午後、南リアス線全線復旧を祝う記念式典を釜石駅で開いた。出席した達増拓也知事は「復興のピークはこれから。いち早く復旧した三鉄はけん引役となる」と期待し、釜石市の野田武則市長は「新しい街づくりへの希望になった」と述べた。

沿線は終日、祝賀ムードに包まれ、観光やボランティアで県外から訪れる人が目立った。6日には北リアス線も復旧し、震災から3年余りで全線が再開する。

式典には沿線の首長ら100人以上が出席。盛駅発の記念列車で着いた女優の藤原紀香さんらがくす玉を割った。藤原さんは「地元の方々の笑顔を見て『おかえりなさい』という気持ちを感じた。街並みは爪痕がたくさん残っている。必ずまた乗りに来たい」と話した。

この日の記念列車には、使用した新型レトロ車両の製造元、新潟トランシス(東京)の関係者も乗り、品質管理部次長の渡辺真さん(59)は「一握りでも被災地の力になれたとしたら、光栄に思う」と語った。〔共同〕

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