2019年2月20日(水)

福島のがれき焼却、フィルターで放射性物質除去 環境省会議

2011/6/5付
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環境省は5日、放射性物質で汚染され処分を制限している福島県浜通り、中通り両地方の災害廃棄物の処分法を検討する有識者会議を開き、処分方針の原案をまとめた。放射性物質を除去できる専用フィルターを搭載した焼却炉で燃やす。不燃物は埋め立て処分を認める方向だが、健康影響などを考慮し処分の条件などを今後詰める。19日の次回会議で最終案をまとめる計画だ。

原案の対象は警戒区域と計画的避難区域を除く。既存の最新型の焼却施設は排ガス処理用として専用フィルターをすでに搭載しており、浜通り、中通り両地方の焼却施設総数の約6割を占める。ただ日常のごみの処分で余力が乏しく、仮設焼却炉の設置も必要になるとみている。焼却後の灰は容器に入れるなどし、最終処分場で一時保管する。その後の処分法は今後の課題とした。

コンクリート破片など不燃物は通常の最終処分場に埋め立てる方向。埋め立て後の跡地の再利用は公園としての利用を認めないなど、利用制限を設けることを検討する。

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