被災地支援の職員自殺 兵庫・宝塚市から派遣

2013/1/5付
保存
共有
印刷
その他

東日本大震災の復興支援のため、岩手県大槌町に派遣された兵庫県宝塚市の男性職員(45)が、宿舎として利用する岩手県宮古市の仮設住宅で首をつった状態で死亡していたことが5日、分かった。自殺とみられる。

宝塚市によると、遺体が見つかったのは3日午後7時ごろ。2日から連絡が取れなくなり、心配した家族が、宮城県南三陸町に派遣されている同僚に確認を依頼。仮設住宅を訪ねた同僚が室内で発見した。

宛名のない遺書が残されており「ありがとうございました。大槌は素晴らしい町です。大槌頑張れ」と記されていた。

男性は昨年10月から大槌町に派遣され、3月末まで滞在する予定だった。道路や住宅を再配置する土地区画整理事業などを担当し、復興計画に関する住民のヒアリング調査をしていた。

宝塚市の中川智子市長は5日に記者会見し「誠実な人柄で、被災者に寄り添って頑張ってくれていた。無念でならない」と話した。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]