奈良・十津川村、2年半の避難生活解消へ 紀伊半島豪雨で被災

2014/4/5付
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2011年9月の紀伊半島豪雨で被災した奈良県十津川村で、村が建設を進めてきた復興住宅が4月中に完成するのに伴い、約2年半にわたり仮設住宅で続けてきた村民の避難生活が全て解消される見通しとなった。

村によると、3月末時点で、仮設住宅に入居しているのは14世帯の35人。一戸建ての復興住宅は高台にあり、希望者が入居するほか、一部は周囲の安全が確認された自宅や親族宅などに移る。

村では、氾濫した熊野川に住宅が流されるなどして6人が死亡し、6人が行方不明に。道路が寸断され一時は村全体が孤立したほか、土砂崩れの危険から自宅へ帰れないなど、被災直後の避難者は427人に上った。

仮設住宅に1人で暮らす男性(63)は、復興住宅への入居に向けて荷物の整理をしている。「仮設住宅の住み心地は悪くないが、子供が帰省するには狭い。復興住宅の方が広いからね」と心待ちにする。〔共同〕

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