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自動翻訳?で意味不明 アインシュタイン伝記、回収騒ぎ

「むしろ読みたい」と話題、10倍の高値も

「武田ランダムハウスジャパン」が刊行した物理学者アインシュタインの伝記の一部に意味不明な翻訳が多数見つかり、回収騒ぎになっていることが5日、分かった。コンピューターの自動翻訳をそのまま掲載したような記述で、同社は「校正・校閲に不十分な箇所があった」としている。

回収騒ぎになっている「アインシュタイン その生涯と宇宙」下巻(松田卓也神戸大名誉教授提供)=共同

同書はウォルター・アイザックソン著「アインシュタイン その生涯と宇宙」の日本語版で、6月に上下各5千部発行。下巻の13章に「これらのすごいブタが、あなたの精神に触れるのに最終的に成功したと立証します」「堂々とした風采となだめている単語の両方で」など不自然な日本語の文章が記載されていた。

同社はホームページ上で謝罪し、8月中旬に修正版を刊行する予定。担当者は「自動翻訳かどうかは分からない」としている。

誤訳騒動はネットで「そんなにひどい翻訳なら、むしろ読みたい」などと話題になり、古書の通信販売で定価の約10倍に当たる2万円の高値を付ける業者も現れている。

上巻の翻訳を担当した松田卓也神戸大名誉教授は「時間的な問題があったようだが、原著がとても素晴らしい本だっただけに、今回の事態は非常に残念」と話している。〔共同〕

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