2018年7月17日(火)

薬物20キロ、南大東島に陸揚げ 密輸入の疑いで男2人逮捕

2012/10/5付
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 沖縄県・南大東島沖の公海で覚醒剤に似た作用のある薬物を受け取り、島に陸揚げして密輸入したとして、福岡、沖縄両県警などの合同捜査本部は4日までに、建築業で韓国籍の宋漢久容疑者(66)=福岡市南区=ら男2人を薬事法違反(指定薬物の輸入)などの疑いで逮捕した。捜査本部は暴力団が組織的に関与したとみている。

 他に逮捕されたのは漁業、前原孝容疑者(56)=沖縄県中城村。2人の逮捕容疑は9月3日、漁船で南大東島沖の公海に出航、輸入や製造が原則禁止されている指定薬物、通称「N―メチル―2―FMP」約20キログラムを何者かから受け取り、島の漁港で陸揚げした疑い。

 捜査本部によると、宋容疑者は「身に覚えがない」と否認。前原容疑者は「指定薬物とは知らなかった」と話している。

 問題の薬物は興奮状態や幻覚を引き起こすなど覚醒剤に似た作用があるとされ、2010年8月に指定薬物となった。捜査本部によると、摘発事例はほとんどない。

 南大東島で薬物取引があるとの情報を得て、捜査員らが漁港で待ち構えた。薬物は暴力団組員の男(56)が受け取り、軽トラックに積んで逃走。男は3日後に島内のサトウキビ畑で遺体で見つかった。自殺とみられる。

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