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ノーベル生理学・医学賞にケンブリッジ大のエドワーズ氏

体外受精技術開発で

【パリ=古谷茂久】スウェーデンのカロリンスカ研究所は4日、2010年のノーベル生理学・医学賞を英ケンブリッジ大学のロバート・エドワーズ名誉教授(85)に授与すると発表した。授賞理由は「体外受精技術の開発」。1978年に世界で初めて体外受精児を誕生させた。技術は世界に広まり、これまでに約400万人が体外受精で生まれている。

授賞式は12月10日にスウェーデンのストックホルムで開く。賞金は1000万クローナ(約1億2400万円)。

エドワーズ氏は体内で卵子がどう成熟するか、卵子がどんなホルモンの影響を受けているかなどを解明。卵子をいつ取り出して受精、母胎に戻せば成長させられるかを割り出した。

英国の産婦人科医と共同で初の体外受精児ルイーズ・ブラウンちゃんを誕生させ、不妊治療の専門病院を開業した。

ただ体外受精技術は不妊に悩む夫婦に希望を与えた一方で、生殖医療を巡る倫理面での議論の発端にもなった。エドワーズ氏の研究も一時、公的な補助金が打ち切られたことがある。

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