電動二輪車「セグウェイ」シェアリング試験 産総研とつくば市
産業技術総合研究所(茨城県つくば市)は立ち乗り式電動二輪車「セグウェイ」のシェアリングシステムを開発し、4日から同市と共同で産総研の職員を対象に実証試験を始めた。
実験には4台のセグウェイを使用。つくばエクスプレスのつくば駅前近くの中央公園と約3.8キロ離れた産総研第2事業所本部・情報棟にセグウェイの専用ボックスを設置する。
産総研の職員がパソコンで予約した番号などを記録したQRコードをかざしてセグウェイを取り出し、ボックスに返却する。
つくば市は2011年3月から特区の認定を受けてセグウェイの公道実験を始めたが、公道で使用するには自転車などに乗った保安要員の伴走が必要。同市は保安要員がいなくても利用できるよう、年内にも国に規制緩和を求める方針だ。