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iPS細胞を効率量産 京大・阪大、低コスト化

様々な細胞に変化できるiPS細胞を効率よく大量培養する方法を、京都大の中辻憲夫教授や大阪大の関口清俊教授らが開発した。細胞を育てる足場に使う物質を変えたところ、1カ月で細胞数が従来の200倍以上に増えた。コストも10分の1以下と実用化できる水準に達したといい、再生医療への応用に役立つと期待される。

成果は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に5日掲載される。

iPS細胞などの培養には細胞の足場となる物質が必要。現在は動物から取り出したものを使っているが、未知の成分が含まれる可能性があり、安全性に課題があった。

研究チームは人の細胞を仕切っている「ラミニン」というたんぱく質が足場に使えることを見つけた。断片にして培養に使ったところ、1個の細胞が1カ月で約100万個に増えた。

iPS細胞は品質を保って培養するのが難しいが、新手法を利用すれば熟練した技術がなくても安定した品質で大量培養でき、再生医療などへの利用に弾みがつくとしている。

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