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鑑真和上、模像に彩色 唐招提寺が公開

奈良市の唐招提寺は4日、国宝「鑑真和上坐像(ざぞう)」(8世紀)のお身代わりとなる模像に彩色した姿を、報道陣に公開した。鮮やかな赤の衣に古切れを縫い合わせた袈裟(けさ)の模様、生き生きとした肌の色などがよみがえった。

亡くなった763年(奈良時代・天平期)の面影を伝える彩色については、顔料の粒子を顕微鏡で分析するなどして発色を再現したという。

模像は今年が開祖・鑑真の没後1250年となるのにちなみ、財団法人美術院国宝修理所(京都市)に委託して2010年から制作している。この後、国宝像の製法にならい、油を全身に塗布する。江戸時代前期の古色に近づける予定。

6月5日に営む開眼法要の後、同寺・開山堂で一般公開される。同寺の石田智圓(ちえん)長老は「1250年若返られた。まるで湯上がりのよう」と見慣れた国宝像との違いを語った。

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