2019年7月19日(金)

3D映画で体調不良? 国民生活センターが注意喚起

2010/8/4付
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世界的な大ヒット映画「アバター」に代表される3次元(3D)映画を映画館で見た後、目の痛みや頭痛などの体調不良を訴える消費者からの相談が全国の消費生活センターなどに寄せられていることが4日、分かった。

今夏から家庭用の3Dテレビの販売も本格化しているだけに、国民生活センターは「体調不良を感じたらすぐに視聴をやめてほしい。特に子どもには部屋を明るくして長時間見続けない、見るときは姿勢を崩さないなどの配慮も必要」と注意を呼び掛けている。

同センターによると、今年3月から7月までの間に計5件、3D映画を見た後に体調が悪くなったなどの相談があった。

広島県在住の60歳代の女性は字幕版の3D映画を見た後、目の奥が痛むようになり、数日間物が二重に見える状態が続いた。福岡県の40歳代女性は映画を見た後に激しい頭痛に襲われ、一緒に映画を見た人にも同様の症状が現れたという。

3D映像に詳しい特定非営利活動法人(NPO法人)映像評価機構(東京)の千葉滋理事長によると、3Dで体調不良になるという科学的な立証はないが、「3Dの原理上、酔いや疲労が起きやすいことは知られている」という。

臨場感がある立体的な映像が売り物の3D映画は昨年末に公開された「アバター」以降、外国映画を中心に相次いで公開され、東映や東宝も3D対応の映画を配給する予定。

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