2019年7月21日(日)

地球に似た惑星「スーパーアース」の構造解明 愛媛大

2011/1/4付
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愛媛大学の研究グループは4日、地球によく似た構造を持つとされる太陽系外の大型惑星「スーパーアース」の内部構造を初めて解明したと発表した。高性能コンピューターによる解析で、惑星内部の「マントル」と「核」の間にそれぞれ密度が異なる3つの岩石層があることを突き止めた。宇宙の起源や、地球の成り立ちに関する理解が進むと期待される。

愛媛大地球深部ダイナミクス研究センターの土屋卓久教授と土屋旬上級研究員の成果。3日発行の米科学アカデミー紀要に掲載された。

質量が地球の数倍~10倍とされるスーパーアースについて解析。地球と同様に「地殻」「マントル」「核」で構成されるとの通説を覆し、3つの岩石層の存在を示した。

もっとも上の層は地球内部の「下部マントル」とほぼ同じ岩石。中層と下層の岩石はそれぞれマグネシウムケイ酸塩、二酸化ケイ素を主体とし、電気を通す「金属岩石」の性質を持つ。地球では金属岩石は見つかっていないという。

土屋教授は「地球型惑星であるスーパーアースが、実は地球とは大きく異なる性質を持つ可能性がある」と指摘。様々な惑星のでき方や、変遷などの研究にも影響を与えるとみられる。

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