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チンパンジー、行動まねて学習 京大が確認

京都大霊長類研究所は4日、チンパンジーが別のチンパンジーの行動を見よう見まねで学ぶことを実験で確かめたと発表した。人間以外の動物でこうした行動が分かったのは初めて。チンパンジーと人を比べると学習効果など脳科学の研究に役立つという。

英オックスフォード大と共同で研究した。成果はドイツの比較認知科学専門誌(電子版)に掲載された。

野生のチンパンジーでは、アフリカの一部地域に木の実を石で割って食べる集団がいる。子供のチンパンジーは大人の行動を注意深く観察して似たような行動をする。他者の行動をまねできるとは思われていたが、証明はされていなかった。

研究チームは、実験時に31歳だった母親のアイと8歳のオスの子供のアユムそれぞれにタッチパネル式のモニターを見せた。

母親に画面の赤や緑の記号を選ぶ問題を解かせた。その様子を少し離れて見ていたアユムは、自分のモニターに表示された問題を母親と同じように解答。アユムが先に問題を解く実験もした。両者は78~87%の確率で同じように問題を解いた。

京大霊長類研究所の松沢哲郎所長は「他者の行動をまねしていることが確かめられた」と話す。

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