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清水社長・吉田所長、緊迫やり取り 東電公開9映像

(更新)

東京電力は6日、福島第1原子力発電所事故直後から記録していた社内のテレビ会議映像の一部を報道関係者に公開した。映像には、菅直人前首相が東電本店に乗り込み同社幹部を厳しく叱責している場面や、格納容器の圧力を下げるベントなど事故対応を巡るやり取りが収録されている。

テレビ会議映像は、国会や政府の事故調査委員会が一部を閲覧したが、公開は事故後初めて。

公開されたのは昨年3月11~15日にテレビ会議システムを通じて事故対応を協議した映像で、本店と福島第2原発で録画した延べ約150時間分。東電は、役員以外の個人が特定されないためとして、モザイクや音声処理を施した。このうち第2原発で録画した100時間分には音声が収録されていない。

東電は、公開した映像のうち1時間余りを抜粋した映像データを報道用として、報道機関に提供した。

東電は当初、社員や作業員らのプライバシー保護などを理由として公開を拒否した。枝野幸男経済産業相が公開を促したことを受けて公開に転じた。ただ東電は「役員以外の実名報道の禁止」などを求めており、公開の方法や範囲が不適切と批判が出ている。

【東電が公開したテレビ会議映像】

(パソコン用ブラウザーでご覧ください)

1号機建屋での爆発発生時

昨年3月12日午後3時36分ごろ
音声なし

 
1号機海水注入を議論

昨年3月12日午後7時23分ごろ
音声なし

3号機建屋での爆発発生時
「大変。緊急事態」と現地が報告する音声など収録。昨年3月14日午前11時1分ごろ

「大変。緊急事態」と現地が報告する音声など収録。昨年3月14日午前11時1分ごろ

 
2号機の減圧操作でやり取り
班目原子力安全委員長からの指示を議論する様子。昨年3月14日午後4時12分ごろ

班目原子力安全委員長からの指示を議論する様子。昨年3月14日午後4時12分ごろ

情報伝達や退避基準で混乱
国などへの対応で混乱するもようが確認できる。昨年3月14日午後7時28分ごろ

国などへの対応で混乱するもようが確認できる。昨年3月14日午後7時28分ごろ

 
「集団退避は何時になる」
福島第1にいる作業員の退避について話す幹部。昨年3月14日午後7時54分ごろ

福島第1にいる作業員の退避について話す幹部。昨年3月14日午後7時54分ごろ

退避めぐり緊迫した会話
当時の清水社長と吉田所長が緊迫したやり取り。昨年3月14日午後8時15分ごろ

当時の清水社長と吉田所長が緊迫したやり取り。昨年3月14日午後8時15分ごろ

 
菅前首相の東電来社時

昨年3月15日午前5時36分ごろ
音声なし

原発で衝撃音と振動発生時

昨年3月15日午前6時14分ごろ
音声なし

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