食品の放射線量限度「生涯100ミリシーベルト」に意見殺到
3000件超、食安委の答申ずれ込みも
食品中の放射性物質の健康影響をめぐり、内閣府の食品安全委員会が7月にまとめた「生涯の累積放射線量の限度は100ミリシーベルト」とする評価書案のパブリックコメント(意見公募)に、8月末までの約1カ月で3千件を超える意見が寄せられたことが5日までに、食安委への取材で分かった。
放射性物質や食の安全に対する国民の関心の高さが表れた形。食安委の担当者は「賛否両論あるが、具体的内容は精査中で明らかにできない」とした上で「過去の意見公募と比べても突出して多く、極めて異例だ」と驚いている。
集約に時間がかかるため、9月上旬に予定していた厚生労働省への答申はずれ込む見通し。東京電力福島第1原発事故後に定めた食品中の放射性物質の暫定規制値の見直しに向けた厚労省の作業も遅れそうだ。
厚労省の諮問を受けた食安委は7月26日「自然放射線や医療被曝(ひばく)を除き、内部被曝と外部被曝を合わせた生涯累計で100ミリシーベルト以上で健康に影響が出る」「小児はより影響を受けやすい可能性がある」との評価書案をまとめた。〔共同〕
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