2019年2月16日(土)

エベレスト登山者はごみ持ち帰りを ネパール、8キロ義務付け

2014/3/4付
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【ムンバイ=共同】ネパール政府は3日、ごみ問題が深刻になっている世界最高峰エベレストの登山者に対し、下山時に重さ8キロのごみを持って降りるよう義務付ける新たな規則を今春から導入すると明らかにした。

初登頂から今年で61年となるエベレストでは、商業ツアーの増加などで登山者が急増。酸素ボンベや調理用ガスボンベの残骸など50トンのごみが登山道に廃棄されているとみられ、生態系に与える影響や水質汚染を懸念する声が上がっていた。

ネパール政府は、今後ヒマラヤ山脈の他の高峰にも同じ規則を適用することを検討。現地の登山関係者は「これまでもごみを持ち帰る規則があったが、監視が甘く、重さも規定していなかった」と指摘、新規則を評価した。

ベースキャンプで収集されたごみは仕分けされ、生ごみは現地で処理し、プラスチックや金属などは首都カトマンズに運ぶ予定。

ネパール政府は、エベレスト登山者1人当たり平均7~8キロのごみが出るとしている。今年の登山者は約900人に上るとみており、7.2トンのごみを収集できると見積もっている。

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