2018年11月16日(金)

東電社長、避難住民らに謝罪

2011/5/4付
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東京電力の清水正孝社長は4日、福島県を訪れ福島第1原発の事故で約2万1000人の住民のほぼ全員が避難中の福島県浪江町の住民らに謝罪した。住民らは「土下座で終わりでなく、生活再建に向けた具体的な話が聞きたかった」など怒りと落胆を口にした。

浪江町からの避難者が多い「あだたら体育館」(二本松市)には周辺の旅館に避難中の住民も含め100人以上が集まった。土下座で謝罪する清水社長に「我々の生活を元に戻すと約束してくれ」「『国と検討する』はもう聞き飽きた」など厳しい声が飛んだ。清水社長は「重く受け止める」と答えるのがやっとだった。

3月11日以来、一度も自宅に戻っていないという女性(70)は「はっきりした答えがなくがっかりした。具体的な話をするつもりなら、国の人と一緒に来てほしい」と話した。

清水社長は4日、浪江町や広野町、葛尾村の各災害対策本部をまわり各町村長らにも謝罪した。

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