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アーチェリー古川、3度目の挑戦で射止めた銀

積み重ねた猛練習、日本のエースに

3度目の五輪挑戦でついにメダルを射止めた。ロンドン五輪アーチェリー男子個人の古川高晴選手(27)。1日に600本を打つ猛練習を重ねた日本のエースが、女子団体の追い風に乗って銀メダルをつかみ、笑顔を見せた。

「うれしいですけど、最後は少し悔しかった。特別なことを考えず、自分の点数を出すことだけを考えた」

日本人選手としては2大会ぶりの銀メダルを獲得した古川選手。充実感に満ちた表情でコーチと握手を交わした。

表彰式では試合中の険しい表情が消え、満面の笑み。首にかけられたばかりの銀メダルを片手で持ち上げて、観客席の大きな歓声に応えた。

決勝の相手は韓国人選手。第1、第2セットを先取され苦しい展開。第4セットで相手の放った矢が的の中央を射貫くと、勝負が決した。両手を挙げて喜びを爆発させる韓国人選手の傍らで、古川選手はかすかに苦笑いした。

古川選手がアーチェリーを始めたのは高校のとき。めきめき力をつけ、国体優勝などの実績を重ねた。名門・近畿大に進学した後も好成績を積み重ね、20歳で2004年のアテネ五輪に出場。競技を始めてまだ5年目の大学2年生だった。

山本博選手が銀メダルを獲得し、アーチェリーに注目が集まったアテネ五輪。しかし、古川選手は個人戦の2回戦で敗退。初の五輪で極度の緊張に襲われ、実力を発揮することができなかった。

1日に600本を打つ猛練習を重ね、全日本選手権で優勝するなどの実績を積んだ。そして再び代表に選出された北京五輪。「アテネは出られただけで満足してしまった。今度は結果を出したい」との決意で臨んだが、結果は1回戦敗退だった。

3度目の挑戦のロンドン五輪。名実共に日本のエースとなり、メダルをたぐり寄せた。

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