違法サイト自動検出 神奈川県警、大学と新技術

2014/4/5付
保存
共有
印刷
その他

神奈川県警が大学の協力を得て、インターネットの違法サイトを自動的に検索、抽出するシステムの開発に取り組んでいる。児童ポルノや薬物取引の摘発効率化が狙いで、全国でも先進的な試みとして期待される。

システムは、児童ポルノや薬物を示す「隠語」などの単語がサイトにどのくらい登場するかを速やかに調べ、違法性を判断。違法サイトのリンク先もチェックする。

県警は昨年5月、文教大情報学部(同県茅ケ崎市)と協定を結び、同大の池辺正典准教授(情報学)と研究を進めてきた。2014年度当初予算には事業費63万円を計上し、16年度中の実用化を目指す。

池辺准教授のゼミで学生らが試作に取り組んでおり、昨年のテストでは10日間で約7千件のサイトを抽出、うち数百件が違法サイトと確認された。

県警サイバー犯罪対策課の担当者は「違法サイトは日々増えている上、新しくなっている。発見の効率化が喫緊の課題だ」と説明している。

構想では、県内の事案や、犯罪予告など緊急度の高い情報は県警が対応。そのほかは、警察庁が業務委託する「インターネット・ホットラインセンター」(東京)に連絡するという。〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]