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市川団十郎さん死去 66歳、江戸歌舞伎で豪快な荒事

2013/2/4 0:55 (2013/2/4 18:29更新)
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江戸歌舞伎の豪快な荒事を代表し、国際的にも人気を集めた市川団十郎(いちかわ・だんじゅうろう、本名=堀越夏雄=ほりこし・なつお)さんが3日午後9時59分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。66歳だった。連絡先は松竹演劇部。告別式の日取りなどは未定。

「海老さま」の愛称で一世を風靡した十一代目団十郎の長男として生まれた。1953年に本名・夏雄の名で初舞台を踏み、58年六代目新之助を襲名。同世代の尾上菊之助(七代目菊五郎)、初代辰之助とともに「三之助ブーム」を巻き起こし、花形歌舞伎の寵児(ちょうじ)となった。65年に父が急逝(享年56)。69年に十代目海老蔵、85年に十二代目団十郎を襲名した。

自主公演にも意欲的に取り組み、92年には初代団十郎が作・主演した「成田山分身不動」を290年ぶりに復活。オペラ「鳴神」「俊寛」の演出(2004年)など新しい試みにも積極的だった。

04年5月、長男の十一代目海老蔵襲名披露公演中に白血病を発症。復帰後の07年3月にパリ・オペラ座で初の歌舞伎公演を実現。仏政府から芸術文化勲章コマンドゥールを授与された。07年紫綬褒章、12年芸術院会員。

今年1月、日本経済新聞夕刊に「こころの玉手箱」を連載した。

東京都目黒区の自宅で4日、海老蔵さんが報道陣の取材に応じ、「自分のことはさておき、周りの人を思う優しい人でした。大きな愛のある人でした」としのんだ。

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市川団十郎さん 病気療養の経緯

団十郎さん 1月連載「こころの玉手箱」

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