NASA「ほかの惑星で生命探す手掛かり広く」 - 日本経済新聞
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NASA「ほかの惑星で生命探す手掛かり広く」

異質生命体巡る会見要旨

NASAの主な会見内容は以下の通り。

一、私たちが見つけたのは、生物の分子に含まれる元素の1つを、ほかの元素で置き換える生物。この発見は科学者が地球上の多様な生命の形についていかに分かっていないかを示したことになる。ほかの惑星や月でも生命を探す時にどこをどう探すべきかの知見を大きく広げる可能性がある。

一、地球上にこれまで知られているタイプの生命とは違う生命が存在しているならば、宇宙のほかの場所でどんな生命が存在するかを知る扉をこじ開けたことになる。とてもすごいことだ。生命がどのように誕生して、どこへ向かっていくのか理解にもつながる。

一、バイオマスエネルギーの探索が課題になっているが、植物や藻類は基本的にリンを消費する。もし今回発見された細菌の代謝のしくみを利用してリンなしで生存できるものができれば、化学肥料を大量にまく必要がなくなり、リン不足の問題を解決できる。まだ遠い未来の話でSFに近いことかもしれないが……。

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