2019年2月21日(木)

尼崎連続変死、7人再逮捕 女性殺害・監禁容疑

2013/2/3付
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兵庫県尼崎市の連続変死事件で、角田美代子元被告(64)=死亡により公訴棄却=の自宅で同居していた仲島茉莉子さん(当時26)を殺害したとして、兵庫県警は3日、元被告の親族ら7人を殺人と監禁の疑いで再逮捕した。

一連の変死事件で、遺体で見つかった6人のうち、3人目の立件。

再逮捕したのは、美代子元被告の養子で長男、健太郎(30)、次男、優太郎(26)、次男の妻で茉莉子さんの妹、瑠衣(27)、義理の妹、三枝子(59)、戸籍上のいとこ、李正則(38)、内縁の夫、鄭頼太郎(63)、茉莉子さんの夫、仲島康司(43)の7容疑者。

県警によると、李容疑者は「納得いかない」、鄭容疑者は「死ぬかもしれないという認識はなかった」、優太郎容疑者は「殺害したつもりはない」などといずれも容疑を否認。健太郎容疑者も「自分から暴行や監禁はしていない」などと容疑を一部否認しているという。一方、残りの3人は「間違いありません」と容疑を認めているという。

7人の逮捕容疑は2008年7~12月ごろ、共謀の上、尼崎市の美代子元被告の自宅マンションのバルコニーに設置した物置に茉莉子さんを監禁し、暴行や飲食物を制限するなどして殺害した疑い。

県警は、容疑者らが物置に設置した監視カメラのモニターなどで茉莉子さんが死亡する過程を認識していたとみて、「死ぬかもしれない」という未必の殺意があったと判断したとみられる。

茉莉子さんは昨年10月、尼崎市の住宅から遺体で発見された。瑠衣容疑者は茉莉子さんの妹に当たる。

優太郎容疑者以外の6人は、岡山県の海から引き揚げられたドラム缶から遺体で見つかった橋本次郎さん(当時53)の事件でも殺人罪で起訴。一連の事件を主導したとされる美代子元被告は昨年12月、県警本部の留置施設内で自殺した。

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