マルハナバチ情報、写メールで募集 研究チーム

2013/5/8付
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花粉を運ぶハチで世界的に個体数が激減している「マルハナバチ」の国内分布を確かめようと、東北大や山形大などの研究チームが住民参加型の調査を始めた。携帯電話で撮影した写真を送ってもらいデータを収集する仕組みで、成果は保全策の検討に生かす。

調査を主催する河田雅圭東北大教授(進化生態学)は「このハチはトマトの受粉など農業で利用されており、役立つ昆虫だ。多くの人に調査へ参加してもらいたい」と話している。

マルハナバチは、ずんぐりした姿が特徴で体長は2、3センチ程度、国内には10種以上が生息する。寒さに強く早春や寒冷地での受粉に重要な役割を果たしている。

ただ日本でも在来種は減少傾向とみられ、農薬やウイルスの影響のほか、外来種に生息地を脅かされている可能性が指摘されているが、原因ははっきりしない。

河田教授は「保全のため、まずどの地域にどんな種がいるかの確認を急ぐ必要がある」として調査実施を決めた。

調査では、マルハナバチとみられる昆虫を見つけた人が、位置情報とカメラ機能の付いた携帯電話で撮影し、画像を研究チームにメールで送信。画像を基に専門家がハチの種類を判断し、画像データに含まれる日時や位置情報とともに登録する。登録内容はインターネット上に公開される。

画像送信時の注意点などは研究チームのホームページに載せている。アドレスはhttp://meme.biology.tohoku.ac.jp/bumblebee/index.html

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