2019年5月21日(火)

北陸道SAで夜行バスが事故 2人死亡、24人搬送

2014/3/3付
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3日午前5時10分ごろ、富山県小矢部市の北陸自動車道上り線の小矢部川サービスエリア(SA)で、仙台発加賀温泉(石川県)行きの宮城交通(仙台市)の夜行バスが大型トラック2台と相次いで衝突した。バスの小幡和也運転手(37)と乗客の男性の計2人が死亡。ほかにバスの乗客とトラックの運転手ら計24人が病院に搬送され、けが人が多数いるとみられる。

県警によると、死亡した乗客は金沢市の教諭、小野善広さん(48)。

目撃者などによると、バスは猛スピードでSAに進入、入り口付近で駐車していた大型トラック2台に立て続けに衝突した。1台目のトラックの後部にぶつかった後、2台目の運転席付近に衝突したとみられ、県警が詳しい状況を調べる。

宮城交通の青沼正喜社長は3日、仙台市の本社で記者会見し「事故を起こし大変申し訳ありません」と謝罪した。小幡運転手は昨年の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の簡易検査で要経過観察と診断されていたが、年2回の健康診断では異常はなかった。

同社などによると、バスには乗客24人と交代要員の男性運転手(53)が乗っていた。バスは東北自動車道や山形自動車道、北陸自動車道などを経由して加賀温泉に向かう途中で、小矢部川SAで休憩をとり、運転を交代する予定だった。

2012年に乗客7人が死亡した関越自動車道ツアーバス事故を教訓に、高速ツアーバスが昨年廃止され規制が厳しい乗り合いバスに一本化。居眠りや過労による事故を防ぐため、運転手の1日の夜間運行距離を原則400キロに制限し、これを超える長距離路線では交代要員を置かなくてはならないなどの安全対策も講じられた。〔共同〕

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