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福島告訴団、東電の対応批判 汚染水巡り現旧幹部を告発

(更新)

東京電力福島第1原発事故が発生した責任を問い、当時の東電幹部らを業務上過失致死傷容疑などで告訴・告発している福島原発告訴団が3日、汚染水問題を受け、新たに法人としての東電と、広瀬直己社長ら現・旧幹部32人に対する告発状を福島県警に提出した。

告発したのは、福島原発告訴団の武藤類子団長ら3人。告発の容疑は「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律」違反。県警は「告発状の内容を検討し、受理するかどうか判断する」としている。

告発状によると、東電は地下水が原子炉建屋地下に流れ込み、放射性物質に汚染されて海に排出されることを認識しながら、対策を取らず、毎日300~400トンの汚染水を流出させたとしている。

武藤団長は告発状提出後、記者会見し「早く対策を取るべきだったのに2年半放置していた。汚染を早く止めなければ被害者は救われないし、世界中に広がってしまう」と東電の対応を批判。海渡雄一弁護士は「事故直後に既に遮水壁を造る計画が東電内部にあったのに、実現しなかった。警察がしっかり捜査してほしい」と話した。

東電は「原発事故でご迷惑とご心配をお掛けし、心からおわびします。告発は承知しているが、コメントは差し控える」としている。

約1万4千人の告訴団は昨年、業務上過失致死傷容疑などで事故当時の東電幹部や政府関係者を、福島地検に告訴・告発した。検察当局が捜査を進めている。〔共同〕

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