2019年2月19日(火)

枝葉付け直し完全復元 岩手、奇跡の一本松

2013/6/3付
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東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の復元で、枝葉の付け直し作業が3日、行われた。これで全ての部分が接合され、6月中旬までに実施される足場の解体後は、以前と同じ立ち姿を見ることができる。

「奇跡の一本松」の復元やりなおし作業で、クレーンにつるされ元の位置に戻される枝葉の先端部分(3日、岩手県陸前高田市)=共同

「奇跡の一本松」の復元やりなおし作業で、クレーンにつるされ元の位置に戻される枝葉の先端部分(3日、岩手県陸前高田市)=共同

一本松の復元は3月に完了予定だったが、市民から「以前と姿が違う」と指摘があり、やり直し作業を開始。5月27日、根元から約20メートルのところで枝葉部分を幹から切断し、枝葉の角度を修正した。

この日は、再び枝葉部分を幹に据え付け。業者が測量して、元の姿から作った設計図とずれがないことを確認した。北海道北広島市から来たNPO法人役員、橿棒(かしぼう)典夫さん(66)は「葉まで細かくできている。まだまだ進んでいない復興を後押ししてほしい」と願っていた。

足場解体後は献花台などを設置、7月上旬に完成式典を開く。

一本松は景勝地、高田松原の約7万本の中で唯一残ったが、枯死したため幹を防腐処理し、枝葉をレプリカで再現した。〔共同〕

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