2019年1月20日(日)

津波の高さ、防波堤で9分の1以下に 民間団体が動画公開

2014/5/3付
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津波の高さを洋上防波堤で9分の1以下にする――。民間団体の静岡地震防災研究会(内山義英代表)は、独自に開発を進めてきた浮体式防波堤「メガウォール」の実証実験の動画を3日、静岡市内で公開した。

メガウォールは海上に浮かべた箱形コンクリートに同じ素材の板をぶら下げ、海中に沈めた重りとつなげた構造。動画では、実物の設計を基に100分の1スケールの模型を津波実験水槽の中に置き、迫る津波を防ぐ様子を映している。

水槽内で10メートル想定の津波を発生させた場合、岬や海岸堤防に高い波が押し寄せ住宅が浸水するが、メガウォールを設置した場合、平野部への浸水はなくなった。内山代表は「津波エネルギーが強い海底から海面まで全面的に防ぐことで、津波の高さを9分の1以下にできた」と話す。

動力源や駆動装置は必要なく、建設費は長さ1キロ当たり50億円と海岸の大型防波堤とほぼ同じ。今年10月から静岡県内の沿岸海域で、実物大で実証実験を始める予定だ。〔共同〕

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