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北宋の政治家・欧陽脩の書簡96編 九大教授が特定

九州大学は3日、中国・北宋時代に政治家や学者として活躍した欧陽脩(1007~72)の未確認の書簡96編が見つかったと発表した。九大によると、書簡は鎌倉時代に日本に伝来。中国ではその後散逸した資料で極めて貴重な発見という。同時代の著名な改革派政治家、王安石らに宛てた私信で、自身の体調や贈り物への礼などがしたためられている。

未確認の書簡が発見された「欧陽文忠公集」(天理大学所蔵)

書簡は鎌倉幕府が設立した金沢文庫に、13世紀に納められた欧陽脩の全集「欧陽文忠公集」の一部分。現在は天理大学が所蔵し、国宝に指定されているが、九大の東英寿教授(中国文学)が中国や台湾に伝わる全集と比較して内容を精査したところ、96編の書簡がこれまで存在を確認されていなかった資料と判明した。

欧陽脩の全集は死後間もない頃から木版で印刷され、増補や改訂を繰り返している。東教授は「戦乱や後代の編さんの過程で抜け落ちていたのでは」と話している。

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