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森の香り成分、血中に 旭川医大、リラックス効果解明へ

森の中を歩くと「フィトンチッド」と呼ばれる森の香り成分が血中に取り込まれることを、旭川医大の中村正雄名誉教授らの研究チームが突き止めた。国内で初めての研究成果とみられ、森林浴がリラックスにつながるメカニズムの解明に役立ちそうだ。

フィトンチッドはマツなどの樹木が放出する揮発性化学物質の総称。アロマテラピーの精油に含まれることが多く、血圧低下や免疫力を高める効果も報告されている。

実験は昨年夏から秋にかけて北海道津別町の屈斜路湖周辺で行った。森林を1時間歩いた男性4人の血液を10ミリリットルずつ採取。ガスクロマトグラフ質量分析計で調べると、森を歩く前に比べて、フィトンチッドに当たる数種類の化学物質の濃度が高くなっていたという。

中村名誉教授は「フィトンチッドは肺で吸収された後、血液中で濃縮されているのではないか。森を歩くと気分が良くなる理由を知る手掛かりになる」と話している。

結果は3月26日から大宮ソニックシティ(さいたま市)で開かれる日本森林学会大会で発表する予定。〔共同〕

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