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高齢者らに「最優先席」 横浜市営地下鉄に今夏登場

全国で唯一「全席優先席」を実施している横浜市営地下鉄に今年夏、「最優先席」(仮称)が登場する。お年寄りや妊婦らから「席を譲ってもらえない」という声を受けた苦肉の策で、市交通局は2012年度予算案に導入準備費用として約400万円を計上した。

交通局によると、市営地下鉄は03年12月、「気軽に譲り合える環境を」と全席優先席制を導入した。しかし昨年、東日本大震災後の節電対策で運行本数を減らした結果、車内が混雑し、高齢の乗客らから「どこへ行けば優先してもらえるのか」などの声が多く寄せられるようになった。

このため、利用者約600人にアンケートを実施。7割が全席優先制に賛成だったが、優先席対象者のうち、頻繁に席を譲られる人は半数にとどまった。頻繁に譲っている人は半数以上おり「譲り合いの精神はある程度浸透している」(同局)と判断。全席優先は継続しながら、最優先席を設けることを決めた。

具体的な導入時期は未定。各車両1カ所ずつの「携帯電話電源オフエリア」を最優先席にする予定で、ステッカーを貼り替えるなど周知する。

全席優先は、阪急電鉄など関西で数社が導入したが、いずれも趣旨が浸透せず撤退している。〔共同〕

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