放駒理事長「過去に一切なかった」強調
八百長、「無気力相撲」と表現

2011/2/3付
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「過去には一切なかった。新たに抱かれてしまった問題だ」。2日夕、両国国技館で急きょ記者会見に臨んだ日本相撲協会の放駒理事長。八百長が疑われるメールの発覚に、険しい表情で今回限りの問題であることを何度も強調した。

八百長疑惑を受け、緊急理事会後に会見する日本相撲協会の放駒理事長(2日)

八百長疑惑を受け、緊急理事会後に会見する日本相撲協会の放駒理事長(2日)

冒頭、緊張の面持ちで「私自身大変憤りを感じるとともに心苦しく思う。本当に申し訳ない」と頭を下げ、「相撲界の根幹を揺るがす問題。いち早く事実関係を明らかにしたい」と誓った。

ただ会見では「八百長」という言葉を避け、協会が以前から使ってきた「無気力相撲」と表現。報道陣から「八百長と無気力相撲は同じ意味か」と追及されると「私の認識はある意味イコールだと思っている」と釈明する場面もあった。

メールに関する事実確認や力士への聴取内容を問われたが、「調査中なので答えられない」と繰り返し、「仮に事実と判明したら厳しく処分していく」と答えるにとどめた。

この日、相撲協会は早朝から対応に追われ、午後1時から緊急理事会。午後2時ごろからメールに名前が登場した力士らを次々に呼び聴取した。多くが無言で立ち去る中、「身に覚えがない」「自分は関わっていない。迷惑な話」と関与を否定する力士もいた。

一方、昨年の野球賭博問題に続き、特別調査委員会の座長に就いた伊藤滋外部理事は「(疑惑の持たれた)13人を速やかに深く掘り下げて調査する」と語った。

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