営業運転中の脱線は2件目 防止策は地震想定
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新幹線車両が営業運転中に脱線したのは、2004年10月の新潟県中越地震時以来、2回目となる。今回の秋田新幹線の事故では地震は発生していなかった。
JR東日本や国土交通省によると、2004年10月に上越新幹線「とき」が脱線。新潟県中越地震の揺れが原因だった。11年の東日本大震災では、仙台駅構内で東北新幹線の試運転列車が脱線した。
04年の「とき」の事故以降、新幹線には脱線防止設備を相次ぎ投入。揺れを...
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