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小保方氏のSTAP検証、複数監視カメラや第三者立ち会い

理化学研究所は2日、小保方晴子研究ユニットリーダー(30)が参加するSTAP細胞の検証実験の進め方を発表した。理研が4月に始めた検証実験とは分けて実施。複数のカメラで24時間監視するとともに、理研から独立している第三者が立ち会うなどして客観性を保つ。小保方氏が体調不良などで実験が思うように進まない場合でも、11月末で終了する。

検証実験の総括責任者である理研の相沢慎一特別顧問が記者会見で明らかにした。

4月から丹羽仁史プロジェクトリーダーが始めた検証実験は神戸市にある理研発生・再生科学総合研究センターのA棟で進んでいる。小保方氏の参加は7~11月末の予定で、別の建物のC棟に新たに設ける実験室で取り組む。

入り口のカメラで入退者を監視し、実験室内部に2台のカメラを設置して死角をなくすなど不正対策をとる。早ければ来週から小保方氏自身が直接、実験に取り掛かる。

小保方氏の再現実験は1月に発表した論文に記された手法に沿って進める。マウスの血液細胞を弱酸性の溶液に浸すと、様々な細胞に成長する万能細胞になるか調べる。万能細胞であることを証明するには(1)万能細胞に特有の遺伝子が出る(2)テラトーマと呼ばれる腫瘍に成長する(3)全身が万能細胞由来のマウスができる――の3段階の証明が必要になる。

このうち、初期段階である特有の遺伝子の発生が認められないと判断した場合は、期限の11月末より前でも検証実験を打ち切る方針だ。

STAP細胞の有無について、相沢特別顧問は「あるかないか、現時点で正直分からない」と話した。そのうえで「われわれは実験の結果を報告し、有無の判断は理研の改革推進本部に委ねる」と説明した。4月から進めている検証実験の進捗状況は8月上旬までに説明する予定という。

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