2019年6月25日(火)

韓国ソウル地下鉄追突、240人けが また交通機関事故

2014/5/3付
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【ソウル=小倉健太郎】ソウル市の地下鉄2号線の上往十里(サンワンシムニ)駅で2日午後3時半(日本時間同)ごろ、列車の追突事故があり、消防当局によると、乗客ら約240人がけがをした。けが人の大半は軽傷だが、3人が骨折するなどの重傷を負った。ソウルの日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報は入っていない。

韓国では4月16日、300人以上の死者・行方不明者を出した旅客船セウォル号の沈没事故が発生したばかり。相次ぐ公共交通機関の事故に、行政当局や運行事業者への国民の批判が一段と高まっている。

消防当局や地下鉄運営会社のソウルメトロなどによると、上往十里駅のホームに停車中の列車に後続列車が追突し、追突された列車は一部が脱線。聯合ニュースは、後続列車の乗客の多くが衝撃で倒れたが、線路に降りて退避したと伝えている。

ソウルメトロによると、事故当時、前方に列車が停止していたにもかかわらず、後続列車に対しては「進行」を指示する信号が出ていた。ホーム手前で「停止」を示す信号に変わったため、運転士がブレーキをかけたが、間に合わなかった。

現場近くの線路はカーブしており、後続列車からは前方の状況が分かりにくい構造だったという。地元メディアなどは、自動列車停止装置(ATS)が故障していた可能性も指摘しており、ソウル地方警察庁などが追突に至る詳しい経緯などを調べている。

ソウル市の地下鉄には1~9号線あり、2号線の運転間隔は2.5~6分に1本と、最も運行本数が多い路線の一つ。上往十里駅は日本人観光客も多い明洞(ミョンドン)からも近い。

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