2019年1月20日(日)

地球のマントル構造、上下で組成異なる 東北大など解明

2012/5/3付
保存
共有
印刷
その他

東北大学と高輝度光科学研究センターは、上下2層からなる地球のマントルが、異なる組成の岩でできていることを解明した。マントルの下半分が、上半分の構成物であるかんらん石ではなく、ケイ素が多い岩石でできていることが分かった。

論文が3日、英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載される。従来は上下2層のマントルは同じ組成でできていると考えられていた。

兵庫県にある理化学研究所の大型放射光施設「SPring8」を使い実験した。レーザー光とエックス線を併用して岩石に圧力と温度をかけ、124万気圧、セ氏2700度の高温高圧状態のマントルの状態を再現。地震波の伝わり方から、下部マントルと上部マントルの構成物に違いがあることを突き止めた。

マントルは高熱のため対流しているとされる。上部と下部で組成が異なることから、対流はそれぞれのマントルの中で完結していると考えられる。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報