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裁判員裁判で検察が初の控訴へ 覚せい剤密輸無罪判決

覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの罪に問われた相模原市の会社役員、安西喜久夫被告(59)に対し、裁判員裁判で初の全面無罪とした先月22日の千葉地裁判決について、千葉地検が「事実誤認」を理由に控訴する方向で検討を始めたことが2日、複数の関係者への取材で分かった。裁判員裁判で検察側控訴は初めてとなる。

控訴期限は6日。裁判員の判断を尊重すべきだとの意見以上に、薬物取り締まり現場に与える影響などを考慮し控訴に踏み切るべきだとの考えが強まっているという。千葉地検は週明けに上級庁と協議し、最終判断するとみられる。

安西被告は昨年11月、マレーシアの空港から成田空港に到着した際、ボストンバッグに隠した覚せい剤1キロ弱を持ち込んだとして起訴された。

判決は、安西被告の「土産として他人に渡すためにチョコレート缶を預かった」との主張に「作り話とはいえず、違法薬物が隠されている事実について分かっていたはずとまではいえない」と指摘した。

検察側は、安西被告が報酬を約束され、依頼者から往復航空運賃を負担されていた点を重視し「違法薬物と分かったはずだ」と主張していた。

最高検は裁判員裁判での基本方針として「裁判員裁判において国民の視点、感覚等が反映された結果についてはできる限り尊重する必要がある」としている。〔共同〕

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