福島第1原発事故で政府が学校活動を制限する目安の累積放射線量を年間20ミリシーベルトとしたことに批判が出ている問題で、高木義明文部科学相は2日の閣議後の記者会見で、子供が放射性物質に触れるリスクを減らすため、校庭の土を上層と下層で入れ替えることを検討していると明らかにした。
屋外活動が1日1時間以内に制限される毎時3.8マイクロシーベルト以上の放射線量を校庭で計測した学校が対象になるという。
一方で、当面は現行の基準で問題がないとの考えを強調。「(放射性物質がさらに拡散するなど)何かあった時は事態を踏まえて検討し直すことが必要」と指摘するとともに、放射線量に大きな変化がなければ「学校の夏休みが終わる時点で(基準を)見直す」と述べた。