三鷹事件で2次再審請求 元死刑囚の遺族、10日に

2011/11/4付
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戦後三大公安事件の一つとされる三鷹事件(1949年)で死刑が確定し、収容中に45歳で病死した竹内景助元死刑囚の長男(68)が、2回目の再審請求を10日に東京高裁へ申し立てることを決めた。支援する弁護団が4日までに明らかにした。

56年に起こされた第1次請求は元死刑囚が67年に死亡したことで打ち切られており、約44年ぶりの請求。

事件は49年7月15日、東京都三鷹町(現三鷹市)で発生。車庫から三鷹駅に進入してきた7両編成の無人電車が暴走して脱線、6人が死亡、20人が重軽傷を負った。

捜査当局は、旧国鉄の人員整理に反対する日本共産党の組織的犯行とみて10人を起訴した。一審・東京地裁判決は非党員だった元死刑囚の単独犯行として無期懲役を言い渡し、党員9人は無罪に。元死刑囚は二審・東京高裁判決で死刑となり、55年に最高裁で確定した。

第2次請求では、死刑判決後に「私まで否認したら、ほかの被告も有罪になる」などとつづられた当時の弁護団長宛ての手紙などが新証拠として提出される予定。〔共同〕

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