2019年6月18日(火)

栃木の6人衝突死容疑者、医師が運転しないよう指示

2011/5/2付
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栃木県鹿沼市の国道で小学生6人がクレーン車にはねられ死亡した事故で、運転手、柴田将人容疑者(26)=自動車運転過失致死の疑いで送検=が持病のてんかんの発作のため医師から車を運転しないよう指示されていたことが2日、捜査関係者への取材で分かった。

柴田容疑者が7年間で8件の物損事故を起こしていたことも判明。県警は、てんかんの発作が事故につながった可能性があるとみている。

捜査関係者によると、柴田容疑者のてんかんの症状は重く、薬を飲んでいても発作が起きることがあった。

このため、定期的に通っていた病院の医師から車の運転を控えるよう指示されていた。診察で運転の有無を尋ねられると「運転していない」と答えていたという。

静岡てんかん・神経医療センター(静岡市)の井上有史院長は「てんかん患者の2割は難治性といわれ、薬を飲んでいても発作が起こってしまう」と説明している。

県警によると、柴田容疑者は2003年8月から昨年7月にかけ、宇都宮市などで乗用車やミニバイクを運転中、ガードレールや民家の壁に衝突するなどの事故を6件起こした。捜査関係者によると、さらに警察に届けていない物損事故が07年に2件あった。

8件のほかに3年前、登校中の男児をはねてけがをさせたとして有罪判決を受け、今回の事故時は執行猶予中だった。〔共同〕

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