アディダスに排除措置命令 小売価格を不当に拘束
公取委

2012/3/2付
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人気の運動靴を安売りしないよう小売店を不当に拘束したとして、公正取引委員会は2日、独占禁止法違反(再販売価格の拘束)で、スポーツ用品大手、アディダスジャパン(東京・新宿)に再発防止を求める排除措置命令を出した。

公取委によると、同社は2010年3月~昨年4月、傘下のリーボック社のブランドで販売する運動靴「イージートーン」について、定価での販売または値引き幅を限定するよう卸売業者などを通じて小売業者に圧力をかけた。従わない業者に出荷停止や在庫の返品を求めていた。

09年2月に発売された「イージートーン」は起伏のある靴底が特徴で、歩行時の体勢を不安定にすることで「体脂肪燃焼の効果がある」として、若い女性を中心に人気があるという。公取委によると、10年1~12月の間に57万足を販売した。

アディダスジャパン広報事務局は「命令を厳粛に受け止めている。コンプライアンス(法令順守)の一層の徹底に努めたい」とコメントした。

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