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笹子トンネル崩落事故から1年 現場近くで追悼慰霊式

9人が死亡、2人が重軽傷を負った山梨県の中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故から1年となった2日、現場近くで追悼慰霊式が開かれた。長女、玲さん(当時28)を亡くした松本邦夫さん(62)は遺族代表として「突然の事故以来、非日常の世界に放り込まれ、時間は止まったまま」と癒えぬ悲しみを訴えた。

慰霊式に先立ち遺族らはトンネル前に設けられた献花台に花を手向け、発生時刻の午前8時3分ごろに黙とう。トンネルを管理する中日本高速道路(名古屋市)の金子剛一社長らの姿もあった。

式は中日本高速が主催し、事故現場の同県大月市に隣接する都留市で開催。報道陣には音声のみが公開された。松本さんは「娘の短い人生のパズルを一つずつはめていくような時間だった」と1年を振り返り、「点検、補修をしていれば防げたはずの事故で、中日本高速の責任は明白だ」と語気を強めた。

金子社長や国土交通省の野上浩太郎副大臣も出席。金子社長は「深い反省と強い決意のもと、社員一丸となって再発防止と安全性向上を目指していきたい」と述べた。

事故を巡っては、山梨県警が業務上過失致死傷容疑で捜査。死亡した9人のうち5人の遺族は5月、「老朽化対策を怠った」などとして中日本高速などに損害賠償を求め横浜地裁に提訴した。〔共同〕

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